「できること」ではなく「好きなこと」を選ぶということ。

頭ではわかっているけど、なんとやら。
否、わかってるフリをしていたのかもしれない。

特にこの一年間はライフエンジンで、たくさんの仲間が好きなこと・やりたいことに情熱を注ぐ姿を間近で見てきました。「ああ、好きなことを一生懸命やる人は、かっこいいなぁ。」なんて、毎日のように思ってました。

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「好きなこと」と「できること」は違う

「できること」

「良い子」かつ「お姉さん」だった私は、「周りの人になるべく迷惑をかけない」ように「周りの人が喜びそうなこと」を無意識レベルで選択してきました。例えば

  • 人前に立つのは苦手なのに、リーダー役や発表者を進んでやる
  • 細かい照合は苦手なのに、データ解析をやる
  • 特定多数の人と適度な距離感を保つのが苦手なのに、大きめの会社に就職する

上記のようなことは、不得意にも関わらず「これさえやれば周囲の人が喜ぶはずだ」と、空気を読み続けて20年以上も実行してきました。

苦手なのに場数が多いせいで、今では立派な自分のスキルになりつつあります。言うなれば後天的な強みで、生き残るために必要なスキルでした。

生きるためのスキルに対して目標ってなかなか出てこないんですよね。「今日の目標は呼吸をすること」みたいに、生きるための必須スキルって普段は意識しないのと似てるんじゃないかなと。

「すきなこと」

「好きなこと」って、自分が上手いか下手かとか関係なく夢中になれることなのかな、と思っています。本当は人の目なんて気にせず、ただ楽しいから・好きだからやってる、そんな物事。

ぶっちゃけ無くても生きていける。
しかも「できること」みたいに、周囲の人にわかりやすく貢献するようなものでもない。

だから、いつの間にかもっともらしい言い訳ばっかり覚えて、勝手に諦めてきたのです。

  • 好きなことは稼げない、稼げるのは運のいいほんの一握り
  • 好きなことを仕事にすると、純粋に楽しめなくなる
  • お金が無い、時間が無い、スキルが無い、だから無理
  • もっとうまい人がいっぱいいる、私が今から立ち向かっても遅い

とかね。

「好きなこと」を捨て続けたらガス欠起こした

小学生のころ、私は何かを一から作ることと、本を読むことが好きでした。幼稚園の時に思い描いた「お花屋さん」の夢よりも「芸術家か小説家になった方が楽しそう」と思っていました。

高校生のとき、絵を描くことを辞めました。美術部に入部した私の周りには、絵の上手い人がごろごろいたので、製作者が少ない立体作品へと専門を変えました。

高校を卒業するころ立体作品も辞めました。芸術の道に進むと考えたときに、先の「好きなことを諦める理由」が洪水の様に私を飲み込んだのです。

せめて文学は続けたいと、大学4年間は文学研究や執筆活動に打ち込みました。「好きなことをするのもこの4年間が最後だ」と。

そして内定も決まり卒論もなんとか提出したころ、ガス欠が起こりました。

やる気はあるのに、今までみたいに頑張れない。頑張っていた自分を知っている人に、こんな自分で会いたくない。もっと頑張らなきゃいけないのに、どうして心がついてこないのだろう。こんな自分なんて本当の自分じゃない。

焦りました。今も焦ってます。ガス欠状態は今も継続中です。20歳を越えたらこんなに老け込むのか。あのエネルギッシュな自分には戻れないのか。どうやったら回復するのか。

仕事は順調です。大きな業務も任されるようになり、社内のプロジェクトにも声をかけてもらえるようになりました。

でも仕事に対する目標もやりがいも宙に浮いていて、自分で「これだけの仕事を成し遂げた!」という達成感を得ることもありません。どうしてだろう。

「好きなこと」を捨てて「できること」で周囲に貢献してきたのに、どうしてこんなにつらいのか。

仮説実験:「好きなこと」をやる=生きるためのガソリン

心がガス欠状態になってから、ずっとガソリンスタンドを探してます。しっかり補充すれば、また頑張れるって。

でもよくよく思い出したら、好きなことに打ち込んでいたあの頃の自分って、ガソリンスタンドの位置を確認しながら走ったりしていなかったんですよね。好きなことをやる、それ自体がガソリンなんじゃないか、と今は思います。

ならば今抱えてる心のガス欠状態は、好きなことをやり続ければ解消されるのではないか。

そうとわかれば実験あるのみ。このブログもその一環。

それでは、これにて。

ドロン。

文月詩乃
「やってみたいをカタチにする」をモットーに日々試行錯誤中! 「行ってみたい!」は47都道府県を訪ねる旅に、「引きこもりたい!」は日々の事務処理を仕組み化することで実現させることを目標に活動しています。2017年8月より、フリーの「事務処理屋」としての活動を始めました!