「なんで私が怒ってるかわかる?」と言いたくなった時に使いたいテンプレート #乙女の作戦会議室

理詰めで淡々と怒ると定評のある文月詩乃です。残念ながら自覚があります。

先日Twitterで「なんで私が怒ってるかわかる?」というのが流行っていたので、便乗してこんなツイートをしてみました。

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「なんで私が怒ってるかわかる?」は超難題

「なんで私が怒ってるかわかる?」って言いたくなる時ってありますよね。私もあります。

ありますけど、なるべく口にはしないように心がけています。

「以心伝心」という幻想

これはついつい忘れがちなことなんですが、気持ちっていうものは言動にしないと相手には伝わりません

しかも長く付き合ってきた人に限って、「この人ならきっと気付いてくれる」という期待とか甘えとか、そういう思いが「私の気持ちを察してほしい」という言動に出てしまいます。

でも実際は言葉や行動といった、相手に見える形にしないと自分の気持ちは伝わりませんよね。

「なんで私が怒ってるかわかる?(察しろよ)」というのは、相手からしたら「いやいや、何も聞いてないよ」といった無茶ぶりにしか見えないのです。

相手が想定している「怒ってる」と私の「怒ってる」が同じとは限らない

さらに厄介なのは、相手が仮に「今日はちょっと機嫌が悪そうだな」と気付いたとしても、私の機嫌が悪い理由とは違う理由で「機嫌が悪そう」と思っている可能性があります。

例えば相手に夕食後の食器洗いを頼んだとして、1時間後に終わっていなかったときに「なんで私が怒ってるかわかる?」が発動したとしましょう。

この一瞬の怒りだけ見れば「食器洗いが終わっていないから怒った」と思いますが、怒りって蓄積した感情が爆発した時に現れるので油断できません。

「いつも食器洗いをお願いしても放置してるよね」とか「食器洗いだけじゃなくて着替えも洗濯機に入れないで放置してるよね」とか、そういう複合技だってあり得ます。もしかしたら、ただただイライラしていただけということもあるでしょう。

「なんで私が怒ってるかわかる?」と言いたくなった時に使いたいテンプレート

ここで私が相手と無駄な言い争いをしないために意識しているテンプレートを紹介します。

必要なのは背景の共有と認識の相違の確認

怒りに限った話ではありませんが、どうして自分はそう考えたのか・感じたのかという背景を相手に伝えることを意識しています。

そのためには

  • いつ、どこで
  • どんな状況で(客観的視点)
  • 私の心境はどうだったか(主観的視点)

を明確に分けて相手に伝えることが大切です。ついつい感情だけ伝えてしまいがちですが、その感情の背景を伝えないと相手との溝は埋まりません。

また、背景を伝えることで「相手はどう思っていたのか」を確認することができ、この認識の溝を埋めることができます。

まずは入力してみよう!

ということでテンプレートを作ってみました。

  • STS:入力状況に応じて文言が変化します。
    • なんで私が怒ってるかわかる?:入力初期状態、”私”はまず怒りの理由を書こう
    • 僕の話も聞いてほしい:「あなたの真意は何か」列に記入するとこの文言に、相手の話もちゃんと聞こう
    • 解決:「今後の方針」に入力するとこの文言になります。自分の気持ち・相手の気持ちの両方を確認したうえで、今後の二人の方向性を模索しよう
  • いつ:いつ怒りを覚えたのか思い出そう。もしかしたら前から怒っていたことに気付けるかも。
  • どこで:怒っていた場所はどこなのか
  • 何があった:できるだけ客観的な視点で記載しよう
  • なんで私が怒ってるか:ここには主観的な気持ちを書こう、その出来事に対して自分がどう思うかは自分の自由なのです
  • あなたの真意は何か:「何があった」に対して相手はどう思っていたのか確認しよう。何も考えてなかったかもしれないし、別のことを考えていたのかもしれません。
  • 今後の方針:ただお互いの感情をぶつけるだけでは前に進めません。今後の関係性を築くためにはどうしたらいいか二人で考えましょう。

書かなくても「自分がどうして怒っているのか」を整理する、フレームワークにはなると思います。

本当に相手に見せるかどうかは別問題

個人的には直接相手に伝えるよりも、お互い表を見ながら話をする方が「共通の課題に対して二人で解決策を検討する」という協力関係を作れるので良いと思っています。

が!学生時代にそうやって当時の彼氏に見せたら非常に怖がられました。

これは私の反省ですが意図や形がどうであれ、むき出しの感情が見える状態で転がっていることは、相手にとって恐怖を感じるようです。

話し合う気が無いならまだしも、話し合うつもりがあるなら表を見せたほうが効果的か、表は自分の気持ちの整理に使うのみとして見せずに伝えるかは、相手によるかなー?と思います。

少しでも相手と分かり合う日が来る、一つのきっかけとなれば幸いです。

それでは、これにて。

ドロン。

文月詩乃
「やってみたいをカタチにする」をモットーに日々試行錯誤中! 「行ってみたい!」は47都道府県を訪ねる旅に、「引きこもりたい!」は日々の事務処理を仕組み化することで実現させることを目標に活動しています。2017年8月より、フリーの「事務処理屋」としての活動を始めました!